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神田外語学院アジア/ヨーロッパ言語科韓国語コースでは、韓国の提携大学への編入学をめざす2年生を対象に、1学期の放課後に週1回、留学支援の講座を実施しています。今回のオンライン交流会はその一環として、神田外語学院生?韓南大学校生の合計約30人で行われました。
交流をしたのは韓南大学校で日本語を学ぶ外国語文学部 日語日文学専攻の学生。お互いに入学して以降、これまで学んできた語学力を試してみたい、これを機会に友達を作りたい、そんな期待とともに、うまく会話できるだろうかという少しの不安も持ってこの日の交流会を迎えました。
交流会は5人前後の小グループに分かれて、15分ごとにメンバーを入れ替える形で行いました。1回目のセッションは自分の使いたい言語で会話。神田外語学院生は韓国語で、韓南大学校生は日本語で会話をしました。そして2回目のセッションでは全員が日本語で、3回目のセッションでは全員が韓国語で、各自語学力を試しました。
始まるとさまざまな話題で盛りあがりました。神田外語学院生が「日本語はどうやって勉強しましたか?」と尋ねると「日本のドラマやゲームで勉強しました。でも漢字の音読みと訓読みが難しいです」との答えが返ってきて、日本人ではなかなか意識が向かない日本語の難しさを知るなど、今回の交流会で語学練習だけではなく、気づきの機会も得ることができました。
最後にはみんなでSNSの連絡先を交換しました。神田外語学院の学生たちは「すでに韓国人の友人たちとやりとりをしているので、会話には自信があったが、想像以上に向こうが流暢に日本語を話すので驚いた」「韓南大学校生に趣味を尋ねたら語学学習と言っていた。こちらもそれに負けないよう、もっと勉強したい」と感想を述べるなど、今回のオンライン交流会は有意義だったようです。今回交換したSNSなどを通して、これからも交流を続けることで、両国の理解が深まり語学力も向上することでしょう。韓国語コースでは今後も、韓国との交流イベントや韓国文化を体験するイベントを継続的に実施していきます。学生たちの今後に期待です。
神田外語学院は、今回交流をした韓南大学校はじめ、韓国の8大学と提携しており、一定の基準を満たしたアジア/ヨーロッパ言語科韓国語コースの学生は卒業後に3年次編入学が可能です。2022年3月卒業生は合計19名が編入学をしました。
韓南(ハンナム)大学校
ソウルから高速鉄道で約1時間、韓国第5の都市、大田(テジョン)広域市にある大学。キリスト教宣教師が設立した大学であり、在籍の留学生は500人以上と国際色豊か。広々としたキャンパスが特徴。神田外語学院とは2015年から提携を結んでおり、昨年度もオンライン交流会を実施、さらにはこれまでに6名の学生が編入学をするなど、両校は連携を深めてきました。
連携教育プログラム
■ 提携校:建国大学校(ソウル特別市)/崇実大学校(ソウル特別市)/西江大学校(ソウル特別市)/済州大学校(済州市)/中央大学校(ソウル特別市)/韓南大学校(大田広域市)/明知大学校(ソウル特別市)/韓国外国語大学校(ソウル特別市)
■ 期間:神田外語学院卒業後2年間以上
■ 出願資格?編入学条件:韓国語コース卒業生、卒業見込み者/卒業条件を満たし、韓国語能力試験(TOPIK)3級、または4級を取得していること/本人、両親ともに韓国籍以外の者
■ 費用:提携校?滞在形態により異なる
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