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ホテル宿泊研修

2016.07.15

一流のおもてなしを肌で感じて学ぶ「ホテル宿泊研修」

東京都神田に位置する神田外語学院は、周辺にさまざまなホテルが点在しています。日本橋や大手町、東京駅周辺といった徒歩圏内だけでも、日系や外資系など多くのホテルがあります。
国際ホテル科の学生は、授業の一環として研修の場を設けていただいたり、インターンシップやアルバイトで実務を経験させていただいたり、プライベート等で足を運んだりと、日頃から憧れの存在であるホテリエの姿を間近で見ることができます。
7月1日、国際ホテル科1年生は、学校から電車で約20分、千葉県浦安市にあるヒルトン東京ベイにて1泊2日のホテル宿泊研修を行いました。
この研修は、「一流ホテルのサービスを体験し、国際ホテル科の学生としての意識を高めること」「外資系ホテルで実際に実施されているトレーニングの一部を体験し、ホテルで求められるホスピタリティと接客マナーを理解すること」「現役のホテルスタッフからお話を伺うことにより、学習意欲及び将来のキャリア形成を含む就職活動への意識を高めること」「西洋料理の基本的なテーブルセッティング及びテーブルマナーを学ぶこと」を目的としています。

?研修プログラム

1.ホテル見学ツアー
2.サービスマナー研修
3.先輩スタッフ(神田外語学院卒業生)のお話、質疑応答
4.テーブルマナー講習
5.ホテル宿泊

ホテルツアー

ホテル見学ツアーでは、普段なかなか見ることのできない挙式会場や衣装室、音と光の最新設備を兼ね備えた大型宴会場、そしてさまざまなタイプの客室をご案内していただきました。

宿泊客の方々に心地よく過ごしていただきたいという想いや、最高の思い出を演出する仕掛けなど、学生たちは至るところにおもてなしの心を感じることができ、感銘を受けていました。

またツアー中、広い館内を颯爽と移動しながら案内して下さるホテルスタッフに、学生たちは、足がついていけず、小走りになる場面もあり、身を持って一流のホテリエのスマートな立振舞いを実感することもできた様子でした。

サービスマナー講習

サービスマナー講習では、実際に新入社員の方が行っている研修を体験させていただきました。

初めは、サービスマナー講習ということで緊張した面持ちの学生たちでしたが、ここにもヒルトンホテルならではの、おもてなしの心を育てる仕掛けがたくさんありました。

研修会場は、洋楽が流れるパーティ会場のような雰囲気で、ジャケットの着用も自由、飲物やお菓子をいただきながら参加することもでき、学生たちは心を開放し、失敗など恐れず、積極的に参加し、マナーをどんどん習得していきました。

主体的に学ぶ中で、まずは自分自身が楽しいと思う気持ち、そして感動をお客様へお届けしたいという気持ちが、最高級のおもてなしに繋がるのだと気づくことができました。

講習では、「なぜマナーが必要なのか」、「お客様の期待を上回るために必要なものは何か」といった、ホテリエとして活躍するためのマナーに関する基礎知識だけではなく、スタッフ同士のコミュニケーションの取り方、お客様との接し方、美しい姿勢や歩き方など多岐に渡り、ご指導いただきましたが、学生たちは時間を忘れ、夢中になり講習に参加しました。

先輩スタッフ(神田外語学院卒業生)のお話

神田外語学院を卒業し、現在ヒルトン東京ベイにて勤務される卒業生から、就職活動での経験談や現在までの仕事の内容などお話をお伺いしました。

今回、お話を聞かせていただいたのは、英語専攻科と国際エアライン科出身の先輩スタッフの方々でした。

学生たちからのお二人への質問は、質疑応答の時間だけでは収まらず、休み時間までも学生たちの疑問や相談、その一つ一つに丁寧にお答え下さいました。

「このホテルが好きという気持ちと初めて企業説明会へ訪れ感じる自分の気持ちを大切に。」というお言葉に学生たちは深くうなずいていました。

テーブルマナー講習

テーブルマナー講習では、料理飲料部の方より解説と指導をいただきながらフランス料理のフルコースをいただきました。

この日はメインに骨付きの鴨肉が振る舞われ、学生たちは初め戸惑いましたがスタッフの方々の丁寧な指導により、最高級の料理を美味しくいただくことができました。
テーブルマナーとは楽しい食事の時間を誰かと共有するための心遣いだと知ることもできました。

学生たちは1泊2日の研修を通じ、同じ志を持つ友人たちと、ホテルで働くための知識や心持ちを習得し、意識を高めることができました。

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