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2018年3月7日(水)から3月21日(水)までの15日間、中国語コースの希望者17名が中国山東省青島市にある協定校、青島濱海学院での短期研修を行いました。
出発前には、研修に臨む学生が結団式を行い、今年の研修団の代表として、アジア/ヨーロッパ言語科中国語コース1年 野添 実悠さんが今回の研修に際し、決意表明しました。
糟谷学院長から「この研修の2週間、肌で感じて、自分の知識にしたことは誰にも奪われません。しっかりと勉強をして、多くのものを吸収し、実り多い研修にしてください。また、異郷で過ごすことで、日本の家族や友人のありがたみも感じることでしょう。この絶好の機会を最大限に利用して、1回りも2回りも大きく成長して帰国することを期待しています」と、とエールを送りました。
現地に到着してからは、青島濱海学院で中国語の講座を受けつつ、文化体験として、太極拳や茶道などを習いました。また、現地学生の日本語サークル活動(さくらサークル)に参加し、交流を深めたりと約2週間の研修があっという間であったと感じた学生がほとんどだったようです。
1人ひとりに中国人現地学生がパートナーとして親身に対応してくれたおかげで、学生は現地に行ったからこそ得られる貴重な経験ができたようです。
帰国後、学生からはさまざまな感想がありました。「日本にいるときは、中国語を勉強しているものの、学校以外で中国語に触れる機会はほとんどありませんでした。学校で習う中国語と現地生活で使う中国語というものは違うのだと初めて気づかされました。スーパーでは必ず袋が必要かを聞かれ、食堂ではお持ち帰りかどうかを言えなくてはいけない。そうやって必要に駆られて、一つ一つ覚えていきました。最後の方には聞き取れるようになり、やはり言語は使うものなのだと改めて実感することができました」「何事も自分たちで積極的に動かなくては始まらないということが身にしみて感じた」など、異文化に触れたことで、新しい発見や学びがたくさんあったようです。
2週間の研修を終えて帰ってきた学生たちの表情は、出発時のあどけない顔から、異文化交流の中での経験を経て一回り大人になった顔つきに変わっていました。
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