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About the Institute
2007年の学科設立から14年、グローバルコミュニケーション科は2021年度大きくリニューアルします。経済やマーケティング、スタートアップなどを英語で学び、将来の起業に備えるアントレプレナーシップコースと、国際開発論や医療危機管理を学んで世界各国地域が抱える諸問題に取り組む力をつける国際協力コースです。
1年次にはTOEIC800点の卒業要件をクリアするための英語の授業、国際問題、歴史、プログラミングなどの教養科目を中心に学び、2年次にはアントレプレナーシップ、国際協力の専門科目を英語で学んでいきます。
グローバルコミュニケーション科の学生たちはさまざまな業界に就職しますが、彼らはどのようにしてグローバル企業に就職するための情報やサポートを得ているのでしょう。答えの一つは、縦の繋がり。外資系企業や日本企業のグローバル部署で働く先輩や、国公立大学に編入した先輩たちがゲスト講師となり、強い繋がりを作ってくれるのです。
1学期、2学期ともに約15回ずつ実施される授業のなかで、グローバル社会で活躍する卒業生がゲストスピーカーとして登壇してくれることも特徴の一つです。今年は2学期だけでも、すでに4名の外資系企業で働く卒業生たちがオンライン授業で後輩たちに語ってくれました。
9月11日 外資系Webサービス関係企業
9月18日 外資系IT企業
9月25日 外資系マーケティング企業
10月3日 外資系PR企業
今後、2学期後半には日系企業(エネルギー?社会インフラ関係企業、物流企業など)で活躍する卒業生たちが講義をしてくださる予定です。
10月2日(金)、4人目のゲストスピーカーとしてオンライン講義をしてくださったのは、世界最大手外資系PR会社エデルマン?ジャパンにお勤めの山縣瑞希さんです。
エデルマンはニューヨークとシカゴに本社を構え、エデルマン?ジャパンを含め、北米、中南米、ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカ、オセアニアの世界65以上の都市に拠点を持つグローバル企業。
エデルマンの歴史はさかのぼること68年、創業者のダン?エデルマンと3名のスタッフとともに始まりました。1952年に創立以来、非上場のPR会社としてさまざまなグローバル企業のPRを手掛け、その信頼を獲得してきました。今日では、さまざまな分野において、世界市場をリードするようなクライアントの商品やサービスのPRを手掛けています。実は私たちは日常生活のさまざまな場面で、エデルマン?ジャパンがPRに携わった製品やサービスに遭遇しているのです。
エデルマン?ジャパン
山縣瑞希さん
Profile:
神奈川県立小田原城北工業高校出身
グローバルコミュニケーション科2018年3月卒業
エデルマン?ジャパン2018年4月入社
高校卒業後は3年間、英語力ゼロの状態で、フィリピンやカナダ、オーストラリアでワーキングホリデーを経験。帰国後に受験したTOEIC?試験で500点を取得したことをきっかけに、「勉強すればさらに英語力を向上できるのでは」と、初めて勉強に対するスイッチが入る。
Story:
「エデルマン?ジャパンを知ったのは1年生の頃。偶然、当時エデルマン?ジャパンで働いていた卒業生の先輩が学校に立ち寄った際に、お話をお聞きする機会がありました。グローバル社会の最前線で活躍する先輩のお話の内容はもちろん、その先輩の考え方やアイデア、何もかもがかっこよく思え、強烈に惹かれました。『こんなかっこいい先輩が働く会社だから、絶対に楽しい会社だろう』、私がエデルマン?ジャパンをめざしたきっかけは、このような単純な憧れからでした。
現在は、SNSを活用したPRをメインで担当しています。多種多様なクライアントを抱えるエデルマン?ジャパンでは、さまざまな企業の方々と出会うことができます。その中で、さまざまな企業の方々のユニークなアイデアやその商品やサービスにこめる思いにふれることができるのは、この仕事の魅力でもあります。私の性格上、1つのことを長年かけて取り組み続けるより、環境や課題に変化がある方が楽しいと思えるので、その点においてもエデルマンでの仕事は自分にあっていると感じています。」
「Career Design」担当教員
植村雅史先生
Profile:
大学教員としてキャリア教育を担当。
学部生、大学院生を対象にした10,000時間におよぶキャリアカウンセリングの実績を持つ。
専門分野は思想?哲学。
2020年よりグローバルコミュニケーション科の学生専属のキャリア教育、キャリア支援に携わる。
「Career Design」のほか「日本語コミュニケーション」を担当。
「皆さんは、どのような人生を送りたいですか。この先、数十年続く人生を、どのように描いてみたいか。それを考えることが、キャリアデザインです。キャリアと聞くと『仕事』をイメージする人が多いのではないでしょうか。しかし、仕事はライフキャリアの中の一部分でしかありません。人生という舞台において、仕事というものをどのように作用させたいのか、もしくは仕事というエッセンスを加えることで、人生という舞台がどのように演出されるのか、というような連動性に基づいて考えていく必要があります。皆さんが描く理想のキャリアに近づけるためには、どうすれば良いのか。それを自己効力感を醸成しながら実感することが、この授業の目的です。グローバルコミュニケーション科では、授業と併行して、学生一人ひとりと面談を重ねるなど、学生たちが描く理想に近づくことができるようサポートしています。」
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