「フェアトレードを知るミニ講座(第3回)」をオンラインで実施
「フェアトレード」という言葉は聞くけれど詳しいことはよくわからない、という本学学生および教職員を対象に、昼休みに計3回のミニ講座をオンラインにて開催することになりました。3回全部の参加は必須ではなく、単発での参加も可能です。ゲストの話を聞きながら知識を深め、フェアトレードへのかかわり方にも色々なスタイルがあることを知ってもらい、自分も何らかのアクションを起こしてみたい、と思うようなきっかけにつなげられることを目的に企画しました。
MADEはMarket, Access, Design, Empowerment for Refugee Artisansの頭文字、51は「1951年難民の地位に関する条約」が由来。世界各地のアーティストもデザインの監修などで協力。
持続可能な世界の実現のために企業の長期的成長に重要な、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字を合わせた言葉。企業がESGに配慮した経営をすることで、SDGs 達成に貢献できる、と言うことができる。
最終回となる第3回は、2022年12月7日(水)に、本学キャリア教育センター客員教授 田瀬 和夫(たせ かずお)先生を講師としてお招きいたしました。
田瀬先生が携わられている、UNHCRのMADE51(※1)やTHINK COFFEE Japan、墨田区発のESG(※2)レザーである「やさしい革」などについてお話いただきました。いずれもフェアトレードに基づいています。
どのお話も非常に印象深く、例えば「やさしい革」では、捨てられてしまっている多くの動物の皮を使い、命や環境を大切に最後までできる限り利用してサステナブルなものを作っていることを知り、受講者たちは感銘を受けていました。また、SDGsにも貢献するフェアトレードの市場が、日本でもより広まっていくためにはどんな課題があり、私達が起こせるアクションはどんなことがあるのかなどをお聞きし、日常生活の中で気になることを見逃さずに向き合う姿勢の大切さを感じたという感想を聞くことができました。
受講者からは、「大変貴重な内容で、大学生にとっては自分たちが50年後の世界で生き残るために必要な知識であり、本学の学生にももっと関心を持ってもらえるようにともに考えていきたい」「先生が日本で行っていること、これから行おうとされていることに、機会があれば自分も携わりたい」との感想が多く寄せられました。
※1<MADE51(メイド フィフティーワン)>
MADEはMarket, Access, Design, Empowerment for Refugee Artisansの頭文字、51は「1951年難民の地位に関する条約」が由来。世界各地のアーティストもデザインの監修などで協力。
※2<ESG>
持続可能な世界の実現のために企業の長期的成長に重要な、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字を合わせた言葉。企業がESGに配慮した経営をすることで、SDGs 達成に貢献できる、と言うことができる。
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