神田外語学院では、共通科目「キャリア開発」で社会人としての基礎力を身につけながら、全学科の学生を対象に開講している「キャリア教育科目」を受講することで、卒業後の進路を自ら主体的に考え、キャリアをデザインしていく力を養成していきます。今年度はキャリア教育科目「ビジネスインターンシップ」の一環として、茨城県のアサヒビール茨城工場を訪問しました。当日は、国際ビジネスキャリア科や英語専攻科の学生が参加し、企業や商品に関する理解を深めました。
茨城工場に到着後は、まず商品と企業理解のための講座を受講しました。そこでは、商品やそれを取り扱うことに対する正しい理解と、企業が商品を作ることへの想いを感じることができました。実際にアサヒ飲料株式会社の商品である「十六茶」を頂きながら講座を受講しました。また、アルコールが飲める体質かそうでないかがわかるアルコールパッチテストなども行われました。
見学後は、アサヒ飲料株式会社の「三ツ矢サイダー」「カルピス」「ワンダ」「十六茶」など清涼飲料水のほか、アサヒビール株式会社の「アサヒスーパードライ」を美味しくいただきました。学生たちは「アサヒビール工場がなぜ茨城にあるのか」「ビール1本作ることにたくさんの人の手がかかり、たくさんの手間がかかり、同じだけ人の想いがあることを感じた」「東京ドーム9個分という広大な敷地の中の工場を、たった260人の従業員で動かすことができる事に驚いた。それは製造ラインが非常に効率的で、同時にたくさんの仕事がなされており、かつそういった所で人件費を削減したりしているのかな、と思った」などと感想を述べました。それぞれが自分なりの視点をしっかりと持ち、ひとつひとつの製造工程と企業を深く理解する機会となり、大変有意義な研修となりました。(※尚、未成年の学生の飲酒はしておりません。)