ツアーオペレーターに興味を持つと、このような疑問が湧いてきますよね。
まず、ツアーオペレーターとは、旅行会社の依頼を受け、海外旅行先のホテルやレストラン、ガイドや交通機関などの予約?手配を主に行う仕事です。ツアーオペレーターになるには、短大?専門卒以上の学歴は必要になりますが、特別な資格を取得する必要はありません。
しかし、ツアーオペレーターの会社の多くは、中小規模のため、定期採用を行っておらず、欠員が出たらその都度、募集を行うことがほとんどです。
日本のツアーオペレーター会社に就職するのは、運も味方に付ける必要があり、決して容易ではありません。
もし、本気でなりたいと思ったら、日本でも海外でも就職することを視野に入れなければなりません。実際にツアーオペレーターの仕事は、各国や地域に根付いているため、日本より現地(海外)で採用されることも多い傾向にあります。
現地まで行って求人に応募することも必要になり、世界を股にかけて就職活動を行うやる気と行動力が問われます。ツアーオペレーターになれるか、なれないかは、自分の頑張り次第です。
そこで今回は、みなさんのモチベーションを上げ、目標に向かって準備?行動ができるように
■ツアーオペレーターになるためのルート
■ツアーオペレーターになるための進路選択と必要な資質?スキル
■実際にツアーオペレーターに就職した先輩の体験談
といった内容について、詳しく解説していきます。
ぜひ、この記事を読んでツアーオペレーターになる夢を叶えてください!
ツアーオペレーターの仕事内容とは
ツアーオペレーターの仕事は、大きく3つになります。
※本記事では、「ツアーオペレーター=ランドオペレーター」としています。
(1)オペレーションスタッフ
旅行会社からの依頼に応じ、ホテルやバス、ガイドなどを手配します。 手配依頼先は自社の海外オフィス、または提携会社がほとんどです。その他、確保したホテルの客室を管理する業務などを担当することもあります。
(2)セールススタッフ ?
旅行会社に対して、現地のホテル、バス、ガイドなどの提案や金額の見積りなど営業全般を担当します。それだけでなく、出発から到着までツアー全行程を新しく企画して旅行会社に提案することも重要な仕事です。
(3)現地スタッフ(海外勤務)
日本のツアーオペレーターからの連絡を受け、ホテルやバス、ガイドなどを手配します。ツアー催行の際に安全面の確認作業を行うのも現地スタッフの重要な仕事です。
目次
1.ツアーオペレーターになるために必要なルート
まずは、高校卒業からツアーオペレーターになるまでの一般的な流れを説明します。
1-1.ツアーオペレーターになるには「短大?専門卒以上」の学歴が求められる
ツアーオペレーターは基本的に高卒では目指すことはできません。
専門学校、高等専門学校、短期大学、大学以上の学歴が必要になります。また、学部や学科、専攻の指定はありません。文系?理系問わず、どの学部でも目指すことができます。
しかし、後述しますが、大学卒の方が採用人数が多いのも実情です。大学に行って、外国語系?観光系の学部学科で学び、就職を目指すのもひとつの手でしょう。
高校生の方はまずは進学することを考えましょう。
お勧めの学部?学科とは
大学に行くなら、外国語系、または観光系の学部?学科がお勧めです。
ツアーオペレーターの仕事では、基本的に英語を使うため、英語力が鍛えられる英語学科。または、現地で働くスタッフとコミュニケーションを取れるように、現地の言葉を勉強するのも良いでしょう。
観光系の学部?学科では、特に地域研究に力を入れている大学を選ぶと良いでしょう。地域の魅力を発掘して、どうやって盛り上げ発信していくか、を学ぶことが、旅行の企画をする中で役に立つでしょう。
1-2.ツアーオペレーターの会社、または旅行会社に就職する
ツアーオペレーターになるには、以下の3つの選択肢があります。
学生の場合は、少しでもツアーオペレーターになれる可能性を上げるために、(1)と(2)を並行して進めていくことをお勧めします。
それぞれ詳しく、解説していきます。
旅行会社とツアーオペレーターの会社の違いとは
それぞれの業務の内容に大きく違いがあります。
■旅行会社
ツアーの相談や申込、その他の手続きなど全てを行い、お客様の窓口となるのが旅行会社です。
■ツアーオペレーターの会社
旅行会社の依頼を受け、海外旅行先のホテルやレストラン、ガイドや交通機関などの予約?手配を主に担当しています。基本的には、特定の地域に特化した事業を行っており、現地情報に詳しいのが強みです。
1-2-1.日本のツアーオペレーターの会社に就職する
新卒学生のための就職情報サイト(リクナビやマイナビなど)に掲載されている情報を基に、選考を進めていきましょう。
前述の通り、中小規模の会社が多く、定期採用を行っている会社は数えるほどです。しかし、一部大手のツアーオペレーターの会社では、定期採用を行っています。
例えば、以下の会社などが新卒採用を行っています。(編集部調べ)
(株)クオニイジャパン、株式会社ミキ?ツーリスト、株式会社プロコ?エアサービスなど |
採用実績を見ると、毎年2~3名程度しか採用しておらず、就職する難易度は高いといえるでしょう。
また、その他にも、一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会の正会員に登録している会社の採用情報を確認することで求人が見つかる場合もあります。
一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 OTOA正会員紹介
採用情報を載せていない場合も採用を行っている可能性があるので、興味のある会社があれば積極的に連絡してみましょう。
1-2-2.現地(海外)のツアーオペレーター会社に就職する
現地で働くことに抵抗がなく、既に働きたい国?地域が決まっている場合は、現地での就職を目指すと良いでしょう。就職先は、日本と取引のある現地のツアーオペレーター会社や、日本のツアーオペレーター会社の海外支店などがあります。
ツアーオペレーターの仕事は、海外旅行先の交通機関やホテルの手配などを行うため、現地(海外)の方が仕事が多くあります。そのため、日本より現地採用?支店採用の方が多い傾向にあります。
その方法としては、日本の旅行会社の海外支店で募集している求人に応募する、または直接会社に採用交渉を行います。具体的には、以下の手順で進めていきましょう。
?STEP.1?現地採用の求人条件を確認する
国によって、外国人労働者の受け入れ条件が違うため、海外就職情報サイトなどを活用して、希望する国の求人条件を確認しましょう。以下のサイトがお勧めです。
WORLD POST
The Japan Times Jobs
?STEP.2?渡航の時期や期間などを計画する
現地で就職活動を行うには、ある程度の期間が必要です。学生の場合は、長期休暇中がお勧めです。渡航費や宿泊費などもかかるため、前もって準備を進めておきましょう。
?STEP.3?現地で就職活動を行う
電話でアポを取ると断られる可能性が高いため、まずは履歴書を会社に直接持って行く方法がお勧めです。ここでのポイントは、多くの会社にアプローチすることです。運が良ければその場で面接を行ってくれることもあります。
また、現地にある就職エージェント(就職斡旋会社)を訪ねて、紹介してもらうのも良いでしょう。
現地でツアーオペレーターに本気でなりたいという気持ちと行動力は必須です。
実際に当ブログを運営する神田外語学院の卒業生で、ベトナムに行って、現地の会社に連絡を取り、採用された例もあります。
1-2-3.日本の旅行会社に就職する
日本の旅行会社に就職し、海外支店に配属されることで、ツアーオペレーター業務を行えるケースもあります。
旅行会社の海外支店は、ツアーオペレーター会社と同様の役割を持っています。現地の方に旅行手配の窓口をするだけでなく、日本から来るツアーの交通機関やホテルの手配、ガイドなどの業務も行っています。
そのため、世界中へのツアー開催している海外支店を多く持っている会社(大手の旅行会社)への就職を目指すことがお勧めです。
海外赴任するには、会社によって条件が違い、何年経てば海外に行けるといった基準はありません。中には、駐在試験があり、クリアしないと海外赴任できない会社もあります。
まずは、海外赴任に向けて英語力と観光資源の知識を身につけましょう。
ここまで、ツアーオペレーターになるまでの流れを解説してきました。
最初のステップである進路選択で大学卒か短大?専門学校卒のどちらを選ぶかによって、それぞれメリットが違います。
次章では、それぞれの進路選択の特徴を解説していきます。
2.ツアーオペレーターになるための進路選択とは
前述の通り、ツアーオペレーターは「短大?専門卒以上」の学歴が求められます。短大?専門卒以上であれば、平等に就職のチャンスが与えられます。
しかし、実際のところ、ツアーオペレーター会社に就職しているのは、大学卒の方が採用人数が多いのも事実です。
だからといって、専門学校に進学するとツアーオペレーター会社に就職できる可能性がゼロになるわけではありません。もちろん、専門学校に進学することのメリットもあります。
それぞれのメリットは、以下の通りです。
詳しく解説していきます。
2-1.大学卒で就職する2つのメリット
大学卒でツアーオペレーター会社への就職は、以下の2つのメリットがあります。
それぞれ詳しく、解説していきます。
(1)新卒採用の枠数が短大?専門学校卒よりも多い
前述の通り、大学卒の方が新卒の採用人数が多い傾向にあります。
例えば、(株)ツムラーレコーポレーションの過去3年間の採用実績は以下の通りです。
採用実績 | 大学卒 | 専門学校卒 |
2017年 | 2名 | 0名 |
2018年 | 3名 | 0名 |
2019年 | 1名 | 1名 |
また、(株)クオニイジャパンの2018年の採用実績は以下の通りです。
採用実績 | 大学卒 | 専門学校卒 |
2018年 | 6名 | 1名 |
※2017年、2019年の新卒採用者数は0名でした。
日本の大学の学生数は専門学校の学生数の約5倍のため、その分競争率もあがりますが、毎年大学卒の方が採用実績が多いことは事実です。
(2)現地採用の際に就業ビザを取得しやすくなる
海外で働く場合は、必ず就労ビザを取得する必要があります。
就労ビザを発行してもらうには、大学卒以上でないと認められないケースが多く見られます。
それに加えて国によっては、大学卒以上の学歴と就労経験が必要な場合もあります。
例えば、カナダでは就労ビザの取得条件は以下のようになっています。
ビザ名称 | Confirmation of Offer of Employment |
学歴 | 大卒以上(原則) |
職歴?経験 | 指定なし |
そのため、現地採用で就職を目指すなら、大学を卒業することをお勧めします。
※ただし、東南アジアは比較的条件が緩い国が多いため、学歴や職歴を問わず就労ビザが発行されることがあります。
2-2.短大?専門学校卒で就職する2つのメリット
短大?専門学校卒でツアーオペレーター会社への就職は、以下の2つのメリットがあります。
それぞれ詳しく、解説していきます。
(1)観光系の学科がある短大?専門学校では独自の求人が来ることがある?
ツアーオペレーターの会社との結びつきが強い短大?専門学校には、独自の求人票が来る場合があります。(毎年、卒業生が入社している企業や、共同でセミナーや研修を行っている企業など)
全体的にツアーオペレーターの求人票が少ないため、直接学校に送られてくる求人票は、狙い目です。学校の教育力を信頼して、毎年その学校から採用を行っている場合もあります。
例えば、当ブログを運営している神田外語学院では、ここ数年で、「(株)ミキ?ツーリスト」と「(株)プロコ?エアー」から求人票をいただいています。
実際に昨年も求人票が届き、採用が行われ、卒業生が就職した実績があります。
(2)就労経験を積み、若いうちから海外で働くチャンスが掴める
前述の通り、海外で働くには、学歴+就労経験が必要な場合は多いです。
なぜなら、海外で働く場合は、即戦力が求められていることが多いからです。
就業経験は、最低でも2年~3年ほど必要になります。専門学校を卒業してすぐ働き始めれば、21歳時点で、大学卒以上の学歴が必要な場合を除き、海外で働ける条件を満たすことができます。
そのため、卒業後、旅行会社やツアーコンダクターとして働き、はやくから観光業界で経験を積むことできることも大きなメリットといえます。
ここまで、ツアーオペレーターになるための進路選択を解説してきました。
皆さんも少しでも、ツアーオペレーターに就職できる可能性を上げたいですよね。
そこで、次章では、ツアーオペレーターになるために必須ではありませんが、取得しておくと良い資格を解説していきます。
3.ツアーオペレーターに求められる資格とは
3-1.ツアーオペレーターに特別な資格は必要ない
繰り返しになりますが、ツアーオペレーターになるには特別な資格が必要というわけではありません。
しかし、就職の際に持っていると有利になる資格はあります。
3-2.ツアーオペレーターの就職に役に立つ6つの資格
ツアーオペレーター会社に入社するために必須の資格ではないですが、以下の6つの資格を取得していると就職する際に有利に働く場合があります。以下の表をご覧ください。
特にお勧めする資格は、以下の2つです。
(1)TOEIC
(2)旅行業務取扱管理者
(1)TOEIC
TOEICとは、日常生活やグローバルビジネスにおける活きた英語の力を測定する、世界共通のテストです。聞く?読む力を測る 「TOEIC? Listening & Reading Test」 を受けることで英語コミュニケーション能力がわかります。
ツアーオペレーターは、英語を使って仕事をする機会が多いです。英語を使って仕事をするには、最低でもTOEIC700点取得レベル以上の英語力が必要になります。
英語ができると、現地で働いているスタッフともスムーズにコミュニケーションが取れ、非常に役立つでしょう。
TOEIC点数別のレベルの目安については、以下の記事もご参考ください。
(2)旅行業務取扱管理者
ツアーの企画や契約関連事務、旅程管理などの仕事に携わるための資格です。旅行会社の営業所ごとに有資格者が1名以上(従業員が10名以上の場合は2名)必要で、総合管理者は海外?国内旅行を、国内管理者は国内旅行を扱います。
最近では、旅行業法の改正によりツアーオペレーター業務を行う場合も、各支店に旅行業務取扱管理者、または旅行サービス手配業務取扱管理者が1名必要とされるようになりました。
そのため、昔から勤めている方は、旅行業務取扱管理者資格を取得していない方が多いため、取得しているとプラスの評価を貰えることもあります。
旅行業務取扱管理者について、詳しくは以下の記事をご参考ください。
その他の検定試験については、以下の記事をご参考ください。
4.ツアーオペレーターに求められる資質?スキルとは
努力の末、晴れてツアーオペレーターになれたとしても、安心してはいけません。本当の勝負は、就職してからどのように自分の力を発揮していくかです。
そのためには、就職する前からツアーオペレーターとしての資質?スキルを磨いていく必要があります。
そのための、資質?スキルは以下の3つです。
(1)英語力
(2)交渉力
(3)異文化理解とコミュニケーション力
それぞれ詳しく、解説していきます。
4-1.英語力
現地のスタッフとやり取りをする中で英語を使うので、英語力は欠かせません。
現地のスタッフは、基本的には現地採用のため、日本語が話せないことも多いため、英語を使って業務を行うことがほとんどです。
そのため、英語が使えることで、現地スタッフとのやり取りを任せてもらえることや海外赴任の可能性も高まります。
語学が好きで、自分で勉強していくことが苦にならないような人であれば、ツアーオペレーターの適性があるといえます。
4-2.交渉力
営業やオペレーション業務は、現地スタッフと旅行会社の間に立って仕事をします。
こちらの提案や要望を伝えるためには、両社の話をしっかり聞いて理解し、正確に伝えることが必要です。時には交通機関や宿泊先の提案や値段などの交渉も行い、取引先とちょうど良い落としどころを探します。
また、旅行会社の相手は旅行のプロのため、正しく交渉を行うには、その国の知識や事情などを熟知しておく必要があります。 もちろん観光資源の知識を入れておくことが前提ですが、その国に興味が持てるかどうかというのもこの仕事を続けていくうえでは重要な要素です。
4-3.異文化理解とコミュニケーション力
現地スタッフなど、自分と国籍の違う人と働くことが多いです。
うまくコミュニケーションをとっていくには、相手の文化や習慣を理解することが欠かせません。
例えば、個人主義なのか協調性を重んじるのか、働く上で重視することは企業への貢献なのか自らのスキルアップなのか、などの仕事に対する価値観が、外国人と日本人では違うことがあります。
ときには、こちらが些細な事だと思ったことが相手には重大なことで、文化の違いからすれ違ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、その国の習慣や文化的背景を知り、適切なコミュニケーションを重ねていきましょう。
ここまでツアーオペレーターになるために必要な要素を説明してきましたが、この記事を読む前と比べて色々と理解が深まっていれば嬉しいです。
最後にツアーオペレーターを目指す方にお勧めしている当ブログ運営の専門学校 神田外語学院の国際観光科を次章で紹介していきます。
5.神田外語学院で観光資源の知識と企画力を身につけてツアーオペレーターを目指す
もし本気でツアーオペレーターを目指すなら、神田外語学院の国際観光科で学ぶことがお勧めです。
外国語専門学校の強みを活かし、英語力をUPできるのはもちろんのこと、観光業界で働くための基礎知識が身に付き、就職の土台作りができます。
知識だけでなく、授業を通して、さまざまなツアーを企画する実践の機会があり、着実にツアーオペレーターとしての力を身につけていくことができます。
5-1.ツアーオペレーターに必須の英語力を伸ばすことができるカリキュラム
5-1-1.実践的な英語を学べる「English for Tourism Careers」
旅行業界に求められる英語力や英字新聞?雑誌?インターネット?テレビなどから豊富な情報を収集するスキルを養います。
英語で観光地を案内する際に必要な知識を学び、ガイドとしてのスキルを高めます。
実際に、先生やクラスメイトに対して、神田外語学院周辺の観光スポットを英語で案内する実習も行います。
5-1-2.生きた英語を自分のものにできる「EIC」(国際コミュニケーション英語)
必修共通科目の国際コミュニケーション英語(EIC)は全て外国人教員が担当し、「読む」「聞く」「書く」「話す」の英語4技能の強化を図ります。授業は20名以下の少人数?習熟度別クラスで、日本語禁止という環境で行われています。外国人の英語に慣れることで、就職してすぐに外国のお客様から英語で話しかけられても、落ち着いて接客ができます。
5-2.観光業界に関する専門知識を習得できるカリキュラム
5-2-1.観光業界で働くための基礎知識が身に付く「国内?海外観光資源」
日本だけではなく世界の地理、世界遺産、地域の行事、絵画?音楽などの芸術、伝統料理など観光資源に関して幅広く学びます。また。それぞれの背景にある歴史や風土についても知識を深め、旅行業界で活躍できる基礎学力と専門性を高めます。
5-2-2.企画力、情報収集力などを鍛える「ツアープランニング」
さまざまな企画制作発表を通して、情報収集力、創造力、プレゼンテーション力を身につけます。JR東日本とのコラボレーション企画「駅からハイキング」、ツーリズムEXPOジャパンでの「海外卒業旅行企画」、訪日観光客向けの「国内旅行企画(英語)」などの企画を行います。?
神田外語学院 国際観光科の資格取得率
- 国内旅程管理主任者
- 授業の一環で資格取得を行っているので、取得率はほぼ100%です。
- 国内旅行業務取扱管理者(国家資格)
- 「旅行業法」「旅行業約款」「国内旅行実務」「国内観光資源」などの授業を通して試験対策を行っています。
2019年4月に国際観光科に入学した学生は、2019年9月1日に行われた「国内旅行業務取扱管理者」試験において、57名中、23名が合格しました。夏休み期間を含み、わずか5ヶ月で合格率40.3%と一般社団法人全国旅行業協会が公表している2018年9月の全国合格率が38.3%を上回る合格率となりました。
また、不合格の34名中、11名が実務合格※となりました。
※実務合格とは、来年の試験で「国内旅行実務」の1科目が免除になります。
引用:一般社団法人全国旅行業協会 各年度の実施状況、試験問題と解答、合格者受験番号
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6.まとめ
いかがでしたでしょうか。
ツアーオペレーターになるための、全体の流れや就職のポイントがお分かりいただけたかと思います。
最後に本記事で解説した内容をまとめるとポイントは以下の4つです。
(1)ツアーオペレーターに必要な学歴は「短大?専門卒以上」
(2)ツアーオペレーターの就職先は以下の3つ
?日本のツアーオペレーターの会社に就職する
?現地(海外)のツアーオペレーター会社に就職する
?日本の旅行会社に就職する
(3)大学卒の方が採用人数も多く、就職に有利な傾向がある
(4)就職するまでに英語系の資格、または旅行業務取扱管理者資格を取得しておくと良い
この記事を読んでツアーオペレーターになるための道筋を描き、夢を実現していただければと思います。応援しています。