LIFE
2018/01/15
タイ語専攻のケンです。
タイトルに「憧れのタイへ」と書きましたが、私は来年からタイにある日本人がたくさん通う病院で
日本人スタッフとして内定を頂きました。通訳をしたり、相談にのったりすることが主な仕事内容です。
3年生の後半になるとだんだん周りの友達も就活の事を調べ始めてて、私はどうしようかなと思っていました。
最初は大学内である就職セミナーを受けていました。何度かKUISの卒業生で日本企業に就職された方の
話などを聞きに行ったことはありましたが、やっぱり私は、私はタイ語を使って仕事がしたいなと思っていました。
ある先輩から「日本でタイ語を使って仕事をすることはあまりないから忘れていくよ!」という話を聞いて
せっかく4年間勉強してきた言葉を忘れちゃうならもったいない!と思ったし、中学生に頃から将来はタイで
仕事がしたいと思っていたので、その夢を叶えようと思って、タイでの就職を決めました。
4年生になってから、就職先の事を調べるようになり、採用募集などを見ていた時に
ある病院の採用募集を見つけました。そこは、私が小さい時タイに住んでいた時に通っていた病院でした。
高校生の頃は医療系に進もうと思って、理系を勉強していた私はキャリア教育センター
(就職活動などをサポートしてくれる部署)に相談をしながら、メールを送ってみました。
すると返信が帰ってきて、5月に一時帰国してる方がいるから会って話そうとなり。
実際に5月にその方とお話しする機会がありました。仕事内容を聞いたり、質問をしてみたり、
タイ語で話をしてみたり。すると「夏に1回病院に来てください。」と言われたので、
夏にタイに行って、今度はタイ人スタッフの方とタイ語で話をしてみて。
最初、募集の所に「タイ語ビジネスレベル」と書いてあって、不安でしたが
4年間勉強してきて、ちゃんと話せて聞き取れることが分かりました。
そして、「卒業したら、ぜひここで働いてください。」と言っていただけた時はほんとに嬉しかったです。
タイでタイ語を使って仕事がしたい、医療系に進みたいという夢が叶いました。
私もそうでしたが、タイにはたくさんの日本人が生活をしています。
病院にはタイ人の先生しかいません。住んでいる人のタイ語能力は簡単な日常会話しかできません。
タイにはたくさんの日本人の観光客も来ます。医療用語なんて難しくて理解するのも難しいです。
でも日本人の通訳の方がいてくれるだけで、安心するんです。
いつか私も「安心しました。ありがとう。」と言ってもらえるような人になれるように、サポートできるように
タイでこれからもずっとタイ語の勉強を頑張っていきたいと思います。
日本で仕事をしてスキルを身につけてから海外に行くというのも良いことだと思います。
でも、言語を使って仕事がしたいや海外で仕事がしたいというのがあれば、現地で働くというのも
あってもいいんじゃないかなと思います。
「今のうちにできることに挑戦してみな!」
この言葉で私は決めたといってもいいと思います。