朝日新聞 就活キャリアアドバイザーの篠原真喜子さんをお招きし、国際エアライン科の学生を対象とした特別講演を行っていただきました。テーマは就職活動に役立つ、朝日新聞デジタルの活用法についてです。
篠原真喜子さん
2003年朝日新聞社入社。自身の就活経験を生かして、2004年に「朝日就職フェア」を立ち上げる。以降、同フェアの企画?MCとして活躍。雑誌「CanCam」「エアステージ」の就活特集にも「就活のプロ」として登場。キャリア支援した学生はのべ5万人。国家資格キャリアコンサルタント。(篠原さんブログより引用) |
講演会ではこれからの就職活動を順調に進めていくため、新聞利用の方法についてご説明いただきました。
最初に、就職活動をする上で日頃から新聞を読んでおくことの利点についてお話いただきました。例えば、新聞にはさまざまな業界に属する会社のニュースが掲載されています。これらを読むことで、各業界の動向や会社に対しての知識が増え、今後志望する業界?会社を決めていく際の参考となります。
また新聞記事に日常的にふれることによって、自らの日本語力が上がるという利点もあります。特に篠原さんがお薦めする記事が朝日新聞朝刊の1面にあるコラム「天声人語」です。日本語力は面接の際の受け答えはもちろんのこと、企業への応募書類であるエントリーシートを書くときにも大変重要となってきます。良い文章を読み、さらには書き写したりすることにより日本語の表現力が増していきます。
次に、朝日新聞社が運営しているニュースサイト、「朝日新聞デジタル」の利用方法についてご説明いただきました。このサイトは朝日新聞の記事がスマートフォンやiPadで読めるうえに、過去記事検索やMYキーワードを設定することで、興味のある業界ニュースをまとめ読みすることができます。こういった手軽にアクセスできるものを有効利用して、忙しい中でも就職活動の準備を進める方法についてご紹介いただきました。
最後に、新聞を有効活用していた先輩たちについて紹介いただきました。毎朝、新聞一面に目を通していた人、気になる会社の記事をスクラップにしたり、さらには日本語の新聞だけではなく、英字新聞を毎日読むことを習慣としていた先輩もいたそうです。
篠原さんからは、「就職活動は日々の努力量に左右されます。小さなことからで構わないので、ぜひ今日から努力を続けていってほしい」というエールが送られ、参加した学生たちは来たるべき就職活動に思いを新たにしていました。
講演会終了後も篠原さんへの質問?相談をしたい学生が多数いたため、篠原さんには特別に残ってご対応いただきました。
篠原さん、本当にありがとうございました。