2学期から放課後にインドネシア?韓国?ベトナム?中国の4ヶ国の学生とオンラインでディスカッションを繰り返してきた神田外語学院の学生たち。SDGsや社会問題、ポップカルチャーなど、さまざまな視点からお互いの国を比較してきました。
最終セッションでは神田外語学院の学生と海外の学生が混ざり合い編成したチームでプレゼンテーションを実施。リアルタイムで各国の大学とオンラインでつながり、各チームともに今までの学びの成果を発表しました。プレゼンテーションの資料作成や情報収集など、メンバーとのやりとりはもちろん全て英語。海外の学生とプレゼンテーションの準備でコミュニケーションをとるたびに自分の英語力のなさを痛感したと語る学生も。しかしそれが逆に彼らのプログラムへのモチベーションにも繋がっていたようです。
全チームがプレゼンテーションを終えると講師陣からの講評タイムへ。一つのプロジェクトを創り上げるのは日本人同士でも大変なもの。更にはオンラインという環境で海外の学生とプレゼンテーションの準備をすることは容易ではありません。10週間もの期間、本気で課題に取り組んできた学生たちに講師から激励の言葉が贈られました。
コロナウイルスの感染拡大により例年の海外研修や短期留学の中止を余儀なくされた神田外語学院。この状況下でも「留学をしたい。海外の学生と交流したい」と願う学生たちのためにスタートしたのが今回の国際交流プログラムでした。お互いに母国語ではない英語を使った、国境を越えたコミュニケーション。最初は相手の話すことを理解しきれない場面もあった中、英語というツールを介しお互いに歩み寄ることで全チームが今回のプレゼンテーションをやり遂げることができました。
―今回のプログラムに参加した学生たちより―
「海外の学生は勉強に対する姿勢がとにかく前向きで質問も積極的。相手も英語は母国語ではないはずなのに、積極的に英語でコミュニケーションをとろうとしてくれている姿に『私たちも負けてられない』と感じました。最初は困難に思えた今回のプレゼンテーションも『自分もやればできるんだ!』と自信に繋がりました。今回海外の学生たちと一つのプロジェクトをやり遂げたことは自分の人生においてかけがえのない経験です」
スマートフォン一つあれば、気軽にさまざまな国の学生との交流が可能になった昨今。これはコロナ禍がもたらした新しい国際交流のカタチです。神田外語学院と各国の提携大学との挑戦はまだまだ続きます。