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学んだ語学を使用して語劇に挑戦!スペイン語で「シンデレラ」を演じました。

2019.08.30

アジア/ヨーロッパ言語科スペイン語コース2年生の学生が「シンデレラ(Cenicienta)」の劇をスペイン語で演じることに挑戦しました。普段の授業では文法や会話を先生から講義形式で学びますが、グループワークに取り組んで学生同士の活発な意見交換を促進するとともに、親しみやすい演劇を教材とすることで、表現をより印象的に学ぶことを目的として行われました。

シンデレラのストーリーを、「従者が舞踏会のお知らせを伝えに来る場面」「シンデレラが妖精に魔法をかけてもらう場面」「ガラスの靴の持ち主を探す場面」の3つに分けて、グループごとにシンデレラや王子様、継母、妖精などの役割を分担しました。「部屋を掃除しなさい」(命令文)「私と一緒に踊って」(願望)などの劇中のセリフを、動詞の活用に苦労しながらもすらすらと言えるように繰り返し練習することで、発表時には自信を持って演じる様子がうかがえました。

演劇を終えた学生に感想をたずねたところ、「命令形を中心に、動詞の活用方法を会話文で覚えることができた」「今回の劇を通してリスニング力とスピーキング力が足りないことが分かったので強化したい」という語学力向上のための動機付けとなったという意見はもちろん「グループワークを行う中で、お互いに意欲や能力が向上する様子が見られて楽しかった」という学生間の協調性にかかわる意見もあり、有意義なものとなりました。

アジア/ヨーロッパ言語科スペイン語コースでは、スペインと中南米の国々の生活に根ざしたスペイン語と、その文化や習慣なども学び、スペイン語独特の表現を覚えていきます。挨拶や自己紹介などの基本的な表現から始めて、2年間でコミュニケーションスキルを高めます。

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